昭和30年代~60年代において我が国の経済は、驚異的な成長を遂げ、企業の経済活動拡大に伴い、膨大な量の廃棄物が排出されるようになりました。
また、一般生活においても、便利さ、簡便さを優先し、使い捨て文化が豊かさの象徴であり、廃棄物に関しては特に問題視されることなく、法の整備もなされませんでした。
しかしながら増大する一方の産業廃棄物に対して、不適切な処理、処分により土壌汚染、大気汚染等、地球環境を脅かす元凶の大きな一因として取り扱われるようになりました。
ようやく平成12年に大幅な法改正が行われ、以降、産業廃棄物処理処分は年々厳しくなってきております。
弊社におきましては平成18年7月に産業廃棄物処理施設設置許可(管理型最終処分場)を北海道知事より頂き、ようやく業務開始の運びとなりました。
悪質な業者による後を絶たない不法投棄、不適切な処理により、この業界を取り巻く状況は年々厳しくなってきており、法においても厳罰化されてきております。
弊社は、法の遵守は当然ながら、厳罰化に臆するのではなく、産業廃棄物処理業者としての意識を高め、業界をリードする存在でありたいと思っております。
多岐に亘る廃棄物の形状、特性に応じた適正な処理がなされるまでが、排出企業の責務であり、そこまでを見届けることを企業にも厳しく求められています。
今後の経済活動において、産業廃棄物処理の問題を抜きにしては語れず、この業界が必要不可欠であると確信しております。
この北海道の美しい自然を、私達の未来に続く道を守り抜くことを弊社に与えられた使命として尽力したいと思っています。 |